長崎くんちのお稽古を見に行こう!
長崎くんち(国重要無形民俗文化財)は毎年10月7、8、9日の3日間ですが、実はその4か月前から長崎の街はどっぷりとくんち浸け。夜になると街のあちこちからお囃子の音や勇壮な掛け声が聞こえてきます。稽古期間中に長崎を訪れる機会があったら、ぜひそんなおくんちムードを満喫してほしいというのはボランティアガイドの福沢道夫さん。正式な稽古開始は6月1日からですが、「稽古見物のおすすめは盆過ぎから、打ち上げの9月半ばまで。この頃には各踊町とも本番に近い演技が見られるようになりますから」。時間は日曜・盆休みを除く毎夜7時から9時まで。「本番で桟敷席が設けられる諏訪神社・お旅所・中央公園・八坂神社の4か所でもお稽古は行われます。だから、本番さながらの演技が、しかも間近で楽しめるんですよ!」。(2018年8月取材福沢道夫さんは「出島」で観光ガイド中でした。)
諏訪神社の秋季大祭「長崎くんち」
鎮西大社 諏訪神社
長崎市上西山町18番15号
毎年10月7日~9日に行われる「長崎くんち」(国の重要無形民俗文化財)は荘厳な御神幸と異国情緒あふれる奉納踊により日本三大祭に数えられます。桟敷が設けられる市内4か所の踊馬場の中でも諏訪神社での奉納は、踊町の人々にとっても観客にとっても特別なもので、桟敷席のチケット入手はかなり困難。入手できた方は本当にラッキー!です。
眼鏡橋近くの珈琲&紅茶の専門店。 100gからの量り売りもOK!
ナカシマガワノエン マルサンカクシカク
長崎県長崎市諏訪町6-6
10:00〜20:00
090-6424-5151
骨董品店だった店舗を改装したという趣ある店構え。店内には店主のセンスが生かされた自家焙煎珈琲とオリジナルフレーバーティ約100種類が並びます。どれもここでしか買えない商品ばかりで、量り売りは100gからOK。喫茶コーナーもあり、一杯ずつ丁寧に淹れてくれる珈琲や紅茶も楽しめる、ちょっとした癒しの空間です。 (2018年8月取材)
眼鏡橋の近くのカフェもある
こだわりの小さな本屋さん
ひとやすみ書店
長崎県長崎市諏訪町5-3 301
11:00〜20:00 定休 水曜日
Tel 095-895-8523
手書きの看板から本のおすすめの文章まで、店主のこだわりがキュッと詰まったレトロな本屋さん。小さいながら幅広いジャンルの本が並び、そのセレクトを見ているだけでも楽しめます。店内の喫茶スペース(かなりコンパクト)では、お茶を飲みながら買った本をゆっくり読むこともできるので、長崎の街歩きの“ひとやみ”におすすめ。(2018年8月取材)